Yamaha ルーター RTX810を使用した、ネットワーク構築 -1 ルーティング,ping

拠点1 2 3 がVPNでつながっています。

RTX810 が各拠点にあって、フレッツ光VPNのサービスを使用しています。

f:id:hsmtblue:20171027013327p:plain

拠点2に新しいネットワークを追加し、ルーティングします。

RTX810を追加して、その下の島を新たなネットワークとします。

 

f:id:hsmtblue:20171027014505p:plain

拠点2の事務所のネットワークを 2-1 , 新たなネットワークを 2-2

と呼ぶことにします。

2-1 のセグメントを 192.168.1.0/24

2-2のセグメントを 192.168.2.0/24 とします。

まずは新しく追加したRTX810 の設定を見てみましょう。

 

ip route default gateway 192.168.1.1

ip lan1 address 192.168.2.1/24
ip lan2 address 192.168.1.225/24

と設定します。 lan1 を新しいネットワークに、

lan2をもともとあるネットワークに物理的に接続します。

 

基本的にはこれでいいはずですが、なぜか192.168.2.0/24 のどこかにping を送っても

とどかない・・・。

実は192.168.1.0/24 のネットワークから 192.168.2.0/24 へ通信しようとすると、

192.168.1.1 のルータに192.168.2.0/24 はどこですか?と聞きに行くのですが、

今の状態だとルーティング情報がないので、たどり着くことができません。

ping は行って戻ってくるものなので、これでは行けても戻ってこれないわけです。

 

なので、192.168.1.1のルータに新たな経路情報を追加します。

ip route 192.168.2.0/24 gateway 192.168.1.225

これで2 のネットワークに通信しようとすると、192.168.2.225のルータに

飛ばされ、そのルータは2のネットワークに接続されているので通信可能になります。

 

これでping が通るようになるはずです。